リビング

メリットたくさん!リビング学習法のコツ

近年注目されるリビング学習法

昔は子供が自主的に自分の部屋に行って勉強することが理想的であると言われていました。
しかし、子供が部屋にこもってしまうときちんと勉強をしているか不安という保護者も多いものです。
実際、最近ではスマートフォンを携帯している子供も多いですし、自室にテレビを持っている子供も多いので、部屋にこもってしまうと勉強をしていないということも増えています。

そこで注目されているのがリビングでの勉強法です。
自分の部屋ではなく勉強をリビングでさせた方が成績も上がりやすいとして注目されています。
>>リビング学習5つのメリットと4つの注意点

しかし、リビングでしっかりと勉強させるにはそのための環境づくりが重要です。
リビングで子供が勉強している時に大人がテレビを見ていると集中ができないですし、リビングに集中して勉強できる場所を作ることも必要になります。

リビング学習をするための環境づくり

リビング学習をさせるには、リビングにきちんと勉強しやすい空間を作ることが重要です。
勉強をするために十分な広さをテーブルに確保することはとても重要です。
それと合わせて行いたいのが質問や疑問に答える環境づくりです。

リビング学習を始める頃というのは小学校低学年の勉強でわからないことも多い学年です。
子供が勉強しながらわからないことを質問しやすい環境にすることが重要なのです。
わからないことがありながら長く放置されてしまう環境では集中力が持たずリビング学習の効果が発揮できません。

そこで、リビングの勉強スペースと母親がその時間過ごすであろうキッチンとの距離は近く、何かあったらすぐに答えられる距離であることが重要です。
とはいえ、母親も家事を中断して何度も子供の質問に答えるのはストレスが溜まってしまいます。
そこで、キッチンとリビングのテーブルとを近づけて台所で作業をしながら質問に答えられる環境を作ることがオススメです。

家事をしながらリビング学習法をさせるメリット

せっかくリビングのような目の届く場所で勉強をさせられているから、横についてしっかりと勉強を見てあげようと考える人もいます。
しかし、これは対応方法としては間違えています。
キッチンで料理をしながら子供の勉強を見るくらいがちょうど良い距離感なのです。

家事をしながらということで、子供自身も常に見られているというプレッシャーから解放され自分のペースで集中して勉強に取り組むことができます。
どうしても大人は自分が子供の頃の勉強の失敗を覚えていないもので、手が止まってしまったりミスをしたりすると、「なんでこれができないの?」とか「こんなに時間がかかるのはどうして?」といったことを思いがちです。
家事をしながらであれば自分にもやるべきことがあるおかげで、そういったことに目くじらを立てずに勉強姿勢を見守ることができます。

投稿者: first