犬

抜け落ちがちなペットの安全対策

ペット大国、日本

近年ではペットブームが続いており、日本国内で多くの家庭がペットを迎え入れています。
一般的な犬猫だけでなく、最近では爬虫類や鳥類といったペットを飼育している家庭も増えています。
ペットは大事な家族の一員として室内で大事に育てられているケースが多いです。

しかし、意外と気づいていないのが自宅の室内や庭の安全対策です。
人間にはなんでもないことがペットにとっては危険なものになってしまうこともあります。
そこで、今まで特に対策をしていないという人はペットにとって安全な環境が守れているのかを確認してみましょう。

自宅で起こりうるペットのトラブル

自宅の中は危険物がなくて安心と思っている人も、実はそうではないことが沢山あります。
特に、そういったものというのは何か起きてから気づくということも多くあります。
そこで、実際に起きたトラブルを見聞きして自宅でも同じことが起きないように万全の対策をすることが重要です。

例えば、室内にゴミ箱を置いている場合、留守中や目を離した隙にゴミ箱を漁ってしまうということがあります。
その中にペットにとって食べてはいけないものが入っていたり長い紐のような喉に詰まりやすいものが入っていたりするとそれを食べたことで急な体調変化を起こしたり窒息をしたりして命を落としてしまうケースがあります。

他にも猫の場合には目を離した隙に洗濯機の中に落ちてしまったり浴槽に落ちてしまったりということも起こっているのです。
そこで、こういったことが起こらないように日頃から注意して見ておくことはもちろんですが、事故が起きないように対策をすることも重要です。

自宅でできるペットの安全対策

まず毎日の清掃は丁寧に行い床にゴミが落ちていないように確認することが重要です。
食べたものを落としてしまっていてそれを犬が食べてしまったり、食事中に猫が食卓に上がってしまいアレルギー物質を含むものを食べてしまったりということがないように、特に飲食物については注意をするようにしましょう。

また、窒息してしまいそうなものはおもちゃでも与えないように気をつけましょう。
おやつも犬が食べやすいようにと切って渡す人がいますが、おやつによってはそうすることで食べにくくなり喉奥に刺さってしまったり口に引っかかって取れなくなったりしてトラブルになることもありますから、そのままの形で与えるようにしましょう。

自宅の環境整備も重要なことです。
狭いスペースを作るとペットは気になって入りがちですが抜け出せなくなることがあります。

無理に抜け出そうとして体に傷を作ることもありますから入りそうな狭いスペースは作らないように家具を配置したり、入れないように仕切りをつけたりすることも重要です。
キッチンのようにゴミを漁ったり拾い食いをしたりする心配がある場所には柵をつけて入れないようにするというのも有効です。

投稿者: first